フープフラフープ

はらの趣味です

きみがその気にさせてくれたから

シャワーを浴びて寝ようと思っていたけど、書き始めてしまったんだからしょうがない。寝たら来てしまう明日を先延ばしにするために、たのしい夜更かしがはじまる。文章を書くのはとてもたのしい。

 

昼、起きてシャワーを浴びて、駅に友達を迎えに行く。今年の最初に「部屋をきれいにして人を呼ぶ」というのを目標として掲げて、1月7日に秋葉原町中華でその目標を話した友達ふたりが遊びにきてくれるのだ。うれしい限り。

わたしにとっては、部屋がきれいなことも、自分でごはんを作ることも、毎朝起きて仕事に行っていることも、全部奇跡みたいにすごいことなんだよ~!数年前のわたしに、やっと人間らしくなれたよ、なれるんだよって教えてあげたい。今わたしの部屋は、生活は、人生史上いちばんきれいで整っています。それはわたしの努力だけじゃなくって、目標を聞いてくれたあなたや、生活のアドバイスをしてくれたあなたや、生活を記したブログを読んでくれるあなたのおかげです。ありがとう。

 

金沢で買い忘れた「とり野菜みそ」という激うま鍋のもとが埼玉の駅ビルに売っていた。白菜と人参と干からびたえのきと鶏肉と豚肉と焼き豆腐を入れて鍋を煮た。ぐつぐつという音はしあわせの音だと思った。鍋はとてもおいしくて、小さくしすぎた人参が最後までかわいく浮かんでいた。

鍋のあと、友達が持ってきてくれたプリンやドーナッツ(ディグダ)を食べながら「立体四目並べ」とか「知ったか映画研究家」っていうカードゲームをやった。『爆発王』っていう映画がベスト映画ということになった。ダニエルラドクリフが主演で、爆発シーンだけの予告編が話題になった映画です。きっと90分くらいの映画だと思う。

詳細は書かないけど、決めた大切なことの話を教えてくれて、とてもうれしかった。ふたりはわたしにとっては、なにかを決めるということを自分の手でちゃんとやった人と、今やっている最中の人なんだなって、すごいなあって思いながら聞いていた。これからも決めなくちゃいけないことはきっとたくさんあって、痛みを伴うこともあるのだろうけど、ふたり(とそのパートナーたち)なら大丈夫だろうなって思った。わたしも大丈夫になれるように、やれることからひとつずつやっていこうと前向きになれた。今までのような消極的決断の連続を断ち切って、積極的決断を、必要なときに、怖がらずにできるようになるために。

 

友達が帰った後、お気に入りのものを置く棚にこの間抜いた親知らず(虫歯あり)が置きっぱなしだったことに気付いた。棚を見てやんや言う時間が存在したから、たぶん親知らずも見られているはずだった。抜いた後、「虫歯めっちゃキモ」って思ったかなり気持ち悪い歯を、、、置きっぱなしにしてしまった、、、

って思っていたら、別の友達から突然電話がかかってきた。今日映画を観るって言ってたから映画の話をするんだなあと思っていたのに、気付いたらわたしがひたすら鼻くそについての持論を展開する時間がしばらく続いていた。話しながら「なんでわたしは鼻くその話をしているんだ・・・?」って思ったけど、話を聞いてくれるのがうれしくてずっと鼻くその話をしてしまって申し訳なかった。だれかと直接話す時は恥ずかしくて鼻くそなんて言葉使えないけれど、電話だったら余裕だった。恥ずかしい話をするときは電話の方がいいのかもしれない。今ブログに打ち込むのですらちょっと恥ずかしいもん、はなくそ。(電話の中で正式名称は鼻くそではなく鼻乾物に決まりました、恥ずかしくないように。)

 

やさしくない自分に日々嫌気がさしながら、本質的に自分がやさしい人になれることなんてないんじゃないかって思う。やさしいと言われるような表面的な行動すらできていないから、まずはそこから。他人にとっては他人のみる世界が世界なのだから、わたしの奥底が虫歯のように汚くよごれていたって、他人にとってやさしいわたしになれたら、やさしいわたしのいる世界を存在させることだってできるかもしれない。なにを言ってるんだか書いててわからなくなってきた・・・。

一番自分に近い存在であるわたし自身が自分をちゃんと好きでいてあげるために、気をつけたり頑張ったりしていこう。続けたらそれが自然になるっていうことは、この一年でなんとなくわかってきた。生活だけじゃなく、人格を。それが来年の目標。

 

 

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