フープフラフープ

はらの趣味です

タイムラインとダウ90000

 

 

こないだ、ダウ90000の「10000」に行ってきた。

 

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チケット取れた時からずっとこれのために生きていたまであるくらい楽しみにしていた。

 

ダウ90000、M-1の前くらいからタイムラインで名前を見かけるようになって、YouTubeのコントが面白くて好きになって、「ずっと正月」は配信で観たのだけどそれも面白くて、次の単独は絶対に行こうと決意しての今回。

 

結果めちゃくちゃに面白くて大満足だった。

終わった後「何を楽しみに生きたらいいんだ…次の単独公演まで待てない…」とちょっと虚無になってしまった。日頃何かに対して楽しい面白いと思うことはまぁまぁあるけれど、これは本当に飛び抜けて面白かったから。

こんなに本気で笑ったのなんていつぶりだったんだろうな。みんなで笑うっていいな。

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(ステージの写真、撮影OKだったので)

 

ただ面白くて笑えるだけじゃなくて伏線回収やアハ体験もあるし、観た後に色々な感情と思いが生まれるのもすごい。良質なオムニバスムービーを観た後みたいな気持ち。

 

アンケートに感想書きじゃくってたら終わった後わたしともう一人の男の人しかいなくなってて、スタッフさん達に申し訳なくなりながら会場を後にした。

あれがよかった、これがよかったって話をしたくて、一人で来たことをちょっとだけ後悔した。

同時に感じたことを自分の中だけにしまっておきたい気持ちもあった。それは羞恥心や悲しい思い出からくる部分もあって、こんなふうに人が恥ずかしくて悲しくて心の奥に隠しておいたものをコントとして笑いに変えてくれることがすごくありがたくて楽しい。

これはきっと「愛がなんだ」とか「勝手にふるえてろ」を観た時の感覚と近い。

 

 

 

Twitterでフォローしている方々の「好き」の信頼性が高すぎてありがたい、という話。

ダウ90000は、タイムラインを見ていなかったら公演に足を運ぶ程好きにはなっていなかったと思う。

そもそも知らなかったというのもあるけれど、知っていたとしても「フーン」から「見てみよう」までの距離が長いので、推してる人がいてくれると「見てみよう」までの距離がぐっと縮まる。

「ずっと正月」の配信を購入したのも、配信を見た人の感想ツイートを読んだのがきっかけだった。

友達でもないし会ったり話したりしたことがあるわけでもないのにこんな風にわたしの人生に少なからず影響が出てるわけだから、インターネットってすげーよな。好きなものが増えるって結構なおおごとだよ。

 

こないだ、フィルマークスで好みのレビューを書く人がいたのでフォローして、Twitterもみつけてフォローしたら、プロフィール画面に「◯◯さん、◯◯さん、◯◯さんにフォローされています」って表示されていてびっくりした。いや、いやいやそんな偶然あるんだ。

すごく素敵な隠れ家的な店をたまたま見つけたら、目立つ方ではないけどめちゃくちゃセンス良い同じクラスの人が先客としていた、みたいな気持ち。嬉しい。