フープフラフープ

はらの趣味です

今は仕事の話しないで

 

 

ネクライトーキーのワンマン「ゴーゴートーキーズ!2022 野外音楽堂編」に行ってきた。

数年ぶりの日比谷野音は快晴のライブ日和で、座席一個開けで非常に快適だった。野音のライブは屋外フェスのトリを見てるような気持ちになれて、それだけでもすごく楽しい。

 

ネクライトーキーとは、社会人として生まれてからずっと一緒に育ってきた。

右も左もわからない社会人一年目、入職してすぐにYouTubeの広告から「オシャレ大作戦」のMVに飛んで、一耳惚れして公式サイトから「オシャレ大作戦」のシングルと「タイフー!」のデータを購入した。iPhoneに入れて聴くようになって、最もキツい部署を5ヶ月間ローテートしていた時には毎朝ネクライトーキーを聴きながら準備をして、仕事に慣れてきた頃ファーストアルバムの「ONE!」がリリースされた。リリースツアーの千秋楽で初めてネクライトーキーのライブに行って、まだ荒削りだったけれど売れ始めで一生懸命な彼らの音楽を聴いて、「生きるの辛いけど、次のライブを楽しみにすれば頑張れるな」って思えて、そこからネクライトーキーのツアーは人生の休憩地点みたいになっている。

最初は音も安定せずそんなに上手じゃなかったもっさの歌がライブに行く度にどんどん上手になっていって、バンドとしての一体感や曲の完成度がどんどん高まって、メジャーデビューして、フェスにも出るようになって、タイアップもやって、ライブ中の「いつものやつ」も増えてきて、「許せ!服部」が毎回バージョンアップして。こんなに色々なところが成長しているのに唯一全く成長しないグダグダなもっさのMCも、すごく愛おしい。ずっとわたしと一緒にあった音楽だから、もう好きとか嫌いとかそういうところじゃなくなってきている。

 

有名になってからは歌詞の内容がちょっとだけ変わって少し寂しくもあった。それでも有名になったことで音楽好きの人に名前を出しても「誰?」って言われなくなって、人とネクライトーキーの話ができるようになったのがすごく嬉しい。ライブに一緒に行く友達までできて、恵まれすぎているなと思う。

 

そんなネクライトーキーのわたしにとっては4ヶ月ぶりのライブ。

入場SEを聴いていたらそれだけで嬉しくて泣きそうになって、そんなこと今までなかったから、「よっぽど今の生活が嫌なんだな」って改めて思った。久しぶりに生きてる感じがした。

今日のライブがなかったら、気づかないうちに死んじゃってたかもしれない。ライフポイントが回復できてよかった。もっさが「毎日忙しいのにライブに来てくれてありがとう」って言ってて、「ほんとに毎日忙しいよなぁ」って思ったし、「あなたたちのお陰で生きてるよ」って思った。ありがとう。

 

欲を言うと初期曲をもっとやって欲しいなぁなんて思うんだけど、新しい曲が増えていくのは当たり前で喜ばしいことでもあるし、だからこそ一回一回のライブを大切にできるんだよね。

タイムマシンがあるなら、「ONE!」のリリースツアーにまた行きたいな。やっぱり初めて聴いたフルアルバムが一番好きだし一番思い入れがある。またライブで「ゆうな」が聴きたい。

 

明日は朝6時っていう鬼みたいな時間に出勤なので、本当は余韻に浸って音楽を聴きたいのに、家に着いたら速攻寝なくちゃいけない。

どんなに週末が楽しくたってやっぱり仕事は辛いけれど、通勤の車でネクライトーキーを聴きながらまた頑張ろうね。

 

このブログ読んでくれた人、良かったら「ONE!」聴いてみてね。